人生の地図を作る重要性は「人生の地図を作ろう1」でお話しましたが、実際にどうやって作ればいいのか?実践編をお話したいと思います。
自分が何の為にどういうゴールを目指しているのか?を書き出していくと、膨大な自分の中にある「どんな風に生きたいのか」が出てきます。
その為マインドマップ作製ツール(MindMeisterのような)を活用して作るのがお勧めです。
連想ゲームの様に思考を深堀していき、頭の中を整理していきゴールを明確にすると、仕事や人間関係に悩んだ時や、様々な選択を迫られた時にでも、どの選択が自分の設定した幸せにつながるかを考え、正しく判断する元になってくれます。
また何を大事にして生きるのか?を決めると、目の前の誘惑にも負けなくなりなるし、自分がなりたい将来に向けて具体的な行動に落とし込んで考えられるようになっていきます。
さて、具体的にマインドマップを書く際の大まかな流れをまず説明しましょう。
1>マインドマップを作る為のツールを探す。
2>下記に記載した【人生の地図作成の為の項目】に沿って回答していき、回答に対して「なぜ自分はそう思うのか」を深堀し書き出していく。
3>家族や親しい人に見てもらい、書き出した項目に対しての回答について客観的に見て指摘してもらう。
4>指摘してもらった箇所を更に自分の考えを書き足し、最後にもう一度マップを一から書き出してみる。
さて、【人生の地図作製の為の項目】とはたった4つです。
自分にとっての幸せとは?自分は何を大切にして生きているのか?どんな自分になりたくて今の状況なのか?人生でやりたい事(30個ぐらいは出してみよう)です。
これをマインドマップに落とし込んで、どんどん掘り下げていきます。
客観的に指摘してもらうというのは、例えば「自分にとっての幸せ」の一つが「金銭的な不安がない事」としましょう。
その為に「仕事」があり仕事をやるうえで幸せな状態が「信頼関係のある人たちと良い仕事をし、お客様によろこんで頂き報酬を得る」事だとしましょう。
客観的にみると信頼関係のある人は誰?だし、良い仕事とはなにか?報酬はいくらぐらい?とツッコんでしまいたくなりますよね。
そういう部分を指摘してもらい、それに対して答えるかのように深堀し、書き足していきながら具体的に「どういう状態」なのかを明確にしていくという作業です。
これは自分が幸せになる為の道筋。
イメージをしっかりと明確にすると、実現もしやすいとされます。
例えばたいして仲良くない友人の結婚式の招待状が届いたとしましょう。
今までの自分なら「せっかく招待してくれたし出席するか・・・」と気分が乗らなくても、仲のいい友達も出席するしお付き合いも大事だと言い聞かせて参加していたけれど。
【自分にとっての幸せ】の中の友人枠外の人ならば、欠席とお返事する判断となり、不必要な出費や大切な時間を失わなくてよい結果につながる・・・といったように、今までの自分と違う判断、行動を促し遠回りを避ける事が出来ます。
もちろんその結婚式への出席に他の意味があり、それが自分の幸せにつながると判断すれば(新たな友人をとか、新規客の開拓や婚活とかね)、もちろん出席をすれば良い事です。
大切な事は行動が自分の夢に近づくか否か?を判断する為の自分だけの指針を作るという事です。