お金にまつわる基礎教養

説明できる?消費・浪費・投資の違い

消費・浪費・投資

どれもお金が自分のもとから出ていく事に変わりはありませんが、この違いを理解してお金を使っている人は少ないです。

しかし、お金と向き合う時に非常に大切な概念だと【お金にまつわる基礎教養1貯めるスキル】でも少しお話しましたが、ここでは詳しく解説してみたいと思います。

消費、浪費、投資の違いは以下の通りです。

1. 消費
消費とは、特定の商品やサービスを購入して利用することです。基本的な必需品や生活必需品を購入することも含みますが、非必要な商品や娯楽、エンターテイメントなどの非必要な支出も含まれます。 消費は資産や将来の収益を生み出すことはありません。ただし、生活水準を維持し、快適な生活を送るために必要です。

2. 浪費
浪費とは、不合理な消費や贅沢な支出を指します。無駄な支出や無計画な消費を行うことで、資産を減少させることがあります。自己制御を欠いた無駄遣いや、一時的な欲求を満たすために無理して購入することも含みます。

3. 投資
投資とは、資金や資源を将来の利益や利益の最大化を目指して使用することです。資産や事業、教育などの成長や収益を生み出すための戦略的な支出です。個人や企業の財務状況を改善し、将来の財政的安定を確保するために行われます。

簡単に言えば、消費は資産を生み出すことなく資産を消耗させる行為であり、浪費は不合理な消費や無駄遣いであり、投資は将来の利益や成長を追求するための戦略的な支出です。

一見、消費や浪費は悪い事のように見えますが、そうではありません。消費を無理やり小さくすれば、非常に不便な生活になり、心が荒んでしまう事もあります。また意味のある計画的な浪費は、ストレスを開放したり精神的な豊かさを得られることもあります。

どの出費にも優劣はありませんが、要はバランスが大事だという事と、今その出ていこうとしているお金は、どのカテゴリーなのか?を意識をする事が重要なのです。

消費とわかった上で、無駄な消費ではないか?ほかにもっと良い商品やサービスはないか?を比較検討しているのか。その浪費は、本当に自分の心を豊かにしたり幸せを感じる事が出来るのか?一瞬だけで後で後悔をする事はないのか?お金が増えると思っているその投資は、自分の今の状況にとって良い投資なのか?

と、お金が出ていく事に対してきちんと把握する事が無駄な出費を減らし、有意義なお金の使い方を判断する力に繋がっていきます。

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