4年生からのお金の勉強

おこづかいは、どういう形であげる?3つのパターン

おこづかいをあげると決めたら、次に親が迷うのが「どういう形がいいんだろう?」ということ。

私もママ友達と幾度となくこのテーマで井戸端会議をしたものです。

大きく分けて3つの考え方があり、どれが正解!ということはありません。

ご家庭に合う形、子どもさんの性格をよく見た上で、親子で見つけていけばいいのだと思います。

まず代表的な「定額タイプ」

毎月(または毎週)、決まった金額を渡す方法です。

このやり方のいいところは、「この中で、どう使うか」を考える力が育ちやすいこと。やりくりや、計画を立てる練習になります。

ただし、話し合って決めた金額なので、「今月は減らすね」という逃げ道はありません。

ここは、親のほうにも、ちょっとした覚悟がいります。

次に多いのが「報酬タイプ」ではないでしょうか?

お手伝いをしたら、その分お金を渡す方法です。

お風呂掃除をしたら100円、お皿洗いをしたら100円、そんなふうに決めます。

このタイプのいいところは、お金は、働いたことへのお礼なんだという感覚が、とてもわかりやすいこと。

ただし、気をつけたい点もあります。

ちょっとしたお願いにも「いくらくれるの?」なんて言われたら・・・正直、カチン(私の場合はブチンっ)ときますよね。

だから、報酬タイプにするときは、最初にしっかり話し合っておくことが大切です。

「これは家族として当たり前のこと」「これはお手伝いとしてお願いすること」

わが家では、家族みんなが気持ちよく暮らすためのことには、お金は発生しない、というルールにしていました。

たとえば、ペットのお世話や、毎日の当番のようなことですね。

親が「ここ、ちょっと大変だな」「手が足りないな」と思っている家事で週一回ぐらいでよいもの等ををリストにして、その中からお願いするのも、いい方法かなと。

頻繁に使用しない2階のトイレ掃除は、週一回と決め、自らやってくれた人に150円みたいな感じです。

そして上記の二つを合わせた混合タイプ。

小さいうちは、「やったらもらえる」が励みになりますが、成長すると、だんだん続かなくなることもあります。

そんなとき、少しずつ定額タイプに移行できるのが、混合タイプ。

子どもの性格に合わせて比重を変える事も出来ますし混合タイプは、とても使い勝手のいい考え方です。

どの方法を選ぶかは、家庭の数だけ、答えがあります。

大切なのは、子どもと話し合って決めること。そして、決めたら、しばらく試してみること。

他の家と比べなくて大丈夫です。「うちは、うち」それでいいんです。

ちなみに、わが家では、年齢が上がるにつれて報酬タイプ → 混合タイプ → 定額タイプと移っていきました。

中学生くらいになると、細かい金額よりも、まとまったお金を管理したい気持ちが強くなります。

そうなると、定額タイプがしっくりきました。

そしてわが家では、おこづかいの約束ごとを、紙に書いていました。

ちょっと大げさですが、「契約書」です。

たとえば、こんな内容です。

・ためるお金
・ありがとうのお金
・自分で使うお金

と、合計金額の内訳を決め、いつ、もらうのか、どんなお手伝いをするのかを盛り込みます。

紙に書いて、親と子、両方が納得出来たら、サインをするって感じ。

それだけで、子どもは少し大人になった気分になりますし(神妙な顔をしてました)親も、気持ちが引き締まります。

「どこで使っていいか」「これは買わない」そんなルールも、あらかじめ決めておくと安心です。

おこづかいは、お金を渡すことが目的ではありません。

考えること。約束を守ること。選ぶこと。

そのすべてが、子どもにとっての、大切な学びになります。

ゆっくりで大丈夫。

正解のやり方というよりは、その子の性格や理解度をしっかり見た上で判断し、じっくりと親子で育てていきましょう。