お金の基礎教養

木本 委千代KIMOTO ICHIYO

薬剤師として25年働いてきた私。
よく「なぜライフスタイルコンサルタントになったのか?」と聞かれます(笑

では何故か?その理由は、體(からだ)の健康とお金の健康はどちらか一方が欠けると、もう片方の足を引っ張ってしまうという事に身をもって気付いたからです。

きっかけは大きく三つ。

一つ目は米屋の二代目として自営業していた私の父。父は母や私含め4人の子供、両親、父の兄弟計10人の生活を父が背負い、364日働いてました。しんどいと感じても、お金の為に休みなく働かざるを得なかったのだろうと思います。

エレベーターのない住宅の5階などへのお米やビールの配達、店に帰れば事務・経理。人を雇えば収入が減るので雇用せず、全てを1人で頑張っていた父は54歳の時にくも膜下出血で倒れ、意識がないまま18年間の自宅介護の後、他界しました。

もう少し金銭的な余裕があれば、体の不調を感じて病院に行けたかもしれません。初めて健康とお金のバランスについて考えたきっかけだった気がします。

二つ目は自身の体調不良です。

40歳すぎからの何も食べれず、熱はないのに寒気やだるさで起き上がれない日が出てきました。自分が動けなくてしんどいと仕事ができないだけでなく、家の中では洗濯はたまり、掃除はできず。

食事も作れないので子どもにお金渡してコンビニで食事を用意する・・・私の健康がダメになると家族の健康も守れなくなり、日々の日常も守れないのだと気づききました。

そこから食事にも気を付け体に良い食材・お水を選ぶようになり、サプリなども摂るようになりましたが、サプリにしろ食材にしろ、筋力維持にジムに通うにしろお金が必要です。健康維持の為にも、いつも通りの日常を続けるにもお金が必要だと強く感じた出来事でした。

三つ目は、薬剤師として働く中で多くの患者さんを見てきた事。

例えば透析患者さんは、週に3日、1回4~5時間透析し、食べ物や水分の制限もされます。働く時間も制限されてしまう事を余儀なくされ収入は減るのに病院代はかかります。週に3日通うし体もしんどいので旅行など人生を楽しむ事もなかなか難しくなります。

病気になると、時間とお金と楽しみが奪われる・・・薬剤師として目の当たりにしてきたリアルが健康とお金のバランスの大切さ、どちらが欠けても不健康だという事に気づいたのです。

健康であることがもちろん一番の財産ですが、健康を維持する為にも経済は必要。

健康と経済は両輪

どちらが欠けてしまうと自分の描く人生のゴールに辿り着けないのです。これらの経験が私がライフスタイルコンサルタントを目指したきっかけであり、今も頑張り続ける理由でもあります。

體(からだ)を整え、資産形成で経済の自立を手に入れ選択の自由を得る

日々コツコツと頑張る方の未来がきちんと明るいものになるよう資産形成のお手伝いをし、それぞれが望む彩りのある人生になるようサポートするのが私の志事(しごと)。

「やりたいと思った事はやってみる」をテーマに、日々多くの方とお会いして頑張っています。

PS:子どもの頃からずっとやってみたいと思っていた「イルカと一緒に泳ぐ」を先日体験してきました!

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