「子どものお金って、どこに、どんな風にしまえばいいですか?」と、とてもよく聞かれます。
答えは、意外とシンプルというか・・・どんな形でも大丈夫です。
が、銀行口座のように「数字しか見えない」所からのスタートは、マネーゲーム的な感覚になりそうだったので、大きくなるまではパス。
実際に手に持ち、お金の素養が身につくまでは目に見える形で最初は管理していました。
たとえば袋や封筒に入れる・100円ショップの小さなケースに入れる・瓶や透明な容器に入れるなど。
そして何より大切なのは、子ども自身に管理させること。
ただし、兄弟がいてトラブルの元になりそうなら、(勝手に使ったとか、お金が無くなったとかね)対策を一緒に考えるようにしましょう。
考えるという事を、親が先回りして取り上げないように。
うまくできなくても、間違えても、それは失敗ではありません。すべてが「学び」です。
だから、正解を決めすぎず、親子で楽しむことを、いちばん大事にしてください。
個人的におすすめなのは、中が見える容器です。
お金がたまっていく様子が見えると、「増えてきた」「減ってきた」が、一目でわかります。
これは、子どもにとってとても大きな気づきになります。
ぜひ、「どれがいい?」と聞いて、子ども自身に選ばせてあげてください。
ルールを少し決めると、それだけで遊びのようになって、けっこう楽しんでくれますよ。
わが家の長女は、100円ショップで買った透明のケースを3つ用意して、それぞれにラベルを貼っていました。
あるとき、お菓子を買いすぎて、「自分の箱」が、目に見えて減ってしまったことがありました。
そこで、「サンクスボックス」から、少しだけ移して使ったそうです。
本当は、誰かのために使うお金を、自分のために使うことに、ちょっと後ろめたさも感じていたようですが・・・使っちゃったんですね。
でもその次の月のおこづかいでは、自分の箱を少し減らして、ありがとうの箱に多めに入れたそうです。
誰に言われたわけでもなく、自分で考えて、そうしたのです。
一方、次女はというとプレゼントが大好きで、いつも人のものばっかり買っている。
「サンクスボックス」と「自分の箱」にばっかり、おこづかいを振り分ける事が多く、貯金の箱にはほとんど回らない。
その結果、「欲しい!」と思った少し高いものを、自分で買うことができず、「ちゃんとためておけばよかった〜」と、よく後悔していました。
でも、不思議なことに今では次女のほうが、しっかり貯めるタイプですw
相当、その時に「いざという時にお金がなくて悔しい思い」をしたのだと思います。(笑
人は、自分で感じた経験からしか学べません。
お金の行き先を分けて、見えるようにする。それだけで、嬉しさも、迷いも、後悔も、全部が学びになります。
だから、どんどん失敗させてあげてください。それは、未来への贈りものです。
