4年生からのお金の勉強

プロローグ – 小学四年生からのお金の勉強

日本はお金の教育が遅れているといわれていますが、ではその「お金の教育」とは何のことを指すのか?明確に答えられる人は少ないかもしれません。

なぜなら、大人である私たちがきちんと確立されたお金の教育を受けてはいないからです。

なのに子育てしている中で、子どもにお金についての質問をされて「なんて答えるのが正解?」と、困った経験をお持ちの親御さんは多いのではないかと思います。

何を隠そう、私自身が返答に非常に困ったからです。

ではお金の教育とは何か?

簡単な【稼ぎ方】でしょうか?

お金で【損をしない】方法でしょうか?

自分だけが得する【お金の増やし方】でしょうか??

確かにそんな知識が必要な場面もあるかもしれませんが、そんな事ばかりを考えている大人から、子どもたちがお金の教育を受けたとしたら・・・どんな大人になってしまうのか?ちょっと心配になりますよね。

体の中を血液が巡るように、お金は社会を円滑に動かすための潤滑液のようなもの。

だからこそ社会をよくするための【お金】について学ぶ必要があります。

お金を稼げたらなんでもいい、増やせばいいというものではありません。

自分の好きな仕事でお金を稼ぐ喜びや、その仕事を通して世の中に貢献できる喜び・・・それらもお金のもつ側面の一つ。

また自分の好きな会社や業種などを応援する目的で投資をし、業界を盛り上げる一助になる喜びも、お金の正しい使い方の一つです。

日本では昔からお金に関する話は「品がない、恥ずかしい」とタブー視されていますが。

稼ぎ方や使い方に社会をよくするための想いや、人を幸せにする願いが込められていれば、お金の話はとってもハッピーでかっこいいものにもなります。

例えば「節約して少しでもお金をためておく!」も、そこに幸せな願いが込められていると・・・

「家族で協力して無駄を少しでもなくし、お金をためて家族旅行の為にお金をためておこう」となれば、お金を貯めること・節約する行動そのものが、家族にとってハッピーなものに感じられるはずです。

「お金持ちになりたい」という子ども達は大勢いますが、単にお金が多い・少ないではなく、「何のために」「どうやって」が一緒に考えられる事が非常に重要です。

またお金に興味を持ち、お金にまつわる質問も増えてくる時期です。

ふと投げかけられた疑問対し、子ども達にわかりやすく答えるのは、実は結構難しいかもしれません。

そこで子ども達にも伝わりやすいように「四年生からのお金の勉強」というタイトルで、様々な視点から【お金】について、お話していきたいと思います。