近年、世界で起きる国際問題は、決して「遠い国の出来事」ではなくなっています。
今回、カルビーがポテトチップスの包装を白黒へ変更した背景には、中東情勢の悪化による「ナフサ不足」があります。
ナフサとは、石油から作られる化学原料で、印刷インクや樹脂など、様々な製品に使われています。
普段、何気なく手に取っているお菓子の袋も、実は世界の資源供給と深く結び付いているのです。
中東で情勢が不安定になる
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原油やナフサの供給に影響が出る
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印刷インクが不足する
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日本の食品包装に影響が出る
つまり、世界は想像以上に繋がっています。
以前であれば、「海外の戦争」や「国際問題」は、一部の専門家だけが関心を持つ話でした。
しかし現在は、エネルギー価格、食品価格、物流、為替などを通じて、私たちの日常生活そのものへ直接影響する時代になっています。
今回の白黒パッケージも、「デザイン変更」というより、国際社会の変化が生活の現場に現れた一例と言えるでしょう。
世界経済は、各国が互いに支え合うことで成り立っています。
一国だけで完結できる時代ではありません。
だからこそ、国際問題を「自分には関係ない」と切り離して考えるのではなく、
「世界で起きている事は、やがて自分たちの生活にも繋がる」
という視点を持つことが、これからますます大切になっていくのではないでしょうか。

