森木和也です。
私は2社でのサラリーマン経験を経て、現在は静岡県で農業を営んでいます。
家業である農業を継ぎ、家族経営から法人化し、少しずつ事業を拡大してきました。
その根底にあったのは、「農業では食べていけない」「農業は儲からない」と言われる現実を、どこかで否定したいという想いでした。
農業という産業に可能性を示したい。
自分たちの挑戦を通して、業界を少しでも盛り上げたい。
そんな想いで、これまで新しい事業にも挑戦し、会社を育ててきました。
もちろん、その道のりは順風満帆ではありませんでした。
マーケティングを学ぶにも、新しい事業を始めるにも、人を雇用するにも、何をするにも必要になるのは「お金」でした。
綺麗事だけでは会社は続かない。
想いだけでは人も守れない。
事業を拡大していく中で、何度もお金と向き合わされ、お金に振り回されることもありました。
会社は少しずつ大きくなり、形としては成長していきました。しかし、ある時ふと気づいたのです。
会社の未来ばかりを考えて、自分自身の未来を置き去りにしていたのではないか、と。
経営者として会社を守ることも大切です。
でも同時に、自分の人生、家族の未来、そして次の世代に何を残していくのかを考えることも大切です。
親がお金に苦しめば、子どもたちの選択肢も狭まってしまう。
学びたいこと、挑戦したいこと、叶えたい未来があっても、お金の問題で諦めざるを得ないこともある。
だからこそ、私たちはもっと早い段階から、お金というものに正面から向き合う必要があると感じています。
日本ではどこか、お金の話をすることに抵抗があったり、学ぶ機会が少なかったりします。
なんとなく今を生きていけるからこそ、後回しにしてしまう人も多いのかもしれません。
しかし、5年後、10年後の未来を考えた時に、今から学び、備え、自分に合ったお金の置き所を考えることは、とても大切なことだと思っています。
私たちは、先人たちが残してくれた土地や文化、資産の上に生きています。
だからこそ、今を生きる私たちもまた、次の世代に何を残せるのかを考えなければならない。
お金は、ただ増やすものではありません。
お金は、未来を守るもの。
夢を形にするもの。
そして、誰かの挑戦を応援するものだと私は考えています。
投資とは、応援である。
そして、その応援が感謝という形で返ってくる。
そんな日本らしい、あたたかい資本主義を広げていけたら嬉しく思います。
農業経営を通して、お金の大切さも、怖さも、可能性も経験してきたからこそ、机上の知識だけではなく、現実に根ざしたお金の考え方をお伝えできると思っています。
皆様の人生が、5年後、10年後に「あの時、学んでよかった」と思えるように。
そして、自分の大切な人や未来を守る力を、1人でも多くの方が持てるように。
そのお手伝いができれば幸いです。

